しまなみ海道日記 vol.8〜とびしま編・凪の軌跡〜

お休みを頂いておりましたのは

先月亡くなった叔父の納骨などが島であり

高齢の両親と一緒に島から島への移動を(*´꒳`*)

今回は私の母の出身地

呉市豊浜町豊島まで行っでまいりました。

広島県の瀬戸内海の島々、今はサイクリストの聖地と称賛されていますし、橋が繋がり移動もかなり楽になりましたが

フェリー便も少しだけ残っています。

昔はこんなふうに移動は全てフェリーだったのですよ。

 

須波港から穏やかな呉線沿いをずっと車で走り

古き良き昭和の思い出を父から延々と聴きながら

安芸灘大橋を渡り蒲刈に入るともう この絶景です。

豊浜町の私の母が生まれた集落はこんな感じです。

かなり家と家の間隔が密集して建っているのが特徴。

子どもの頃はそんな家と家との間

(いわゆる私有地なのですが…そんな事は誰も気にしちゃいない)を走り抜け、

夏休みや冬休みに従姉妹たちと遊び回りました。

豊島にはこんな感じの狭い狭い抜け道がたくさんあって

ここを通ったらどこに出る、とか

憶えているもんだなぁ、と。

思い出や大切なものは

形が無くなってもすぐ側に

自分の心の中の引き出しから

いつでも取り出せるんだなぁ、と

積み重ねた時間が教えてくれました。

11月の穏やかな瀬戸内海。

対岸に四国山脈がうっすらと見えています。

 

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